Appleは7日23時(日本時間)、M2チップ搭載「iPad Air」、M4チップ搭載「iPad Pro」、Apple Pencil Proを発表しました。
M2チップ搭載iPad Air
従来の11インチモデルに加えて新たに13インチモデルが発表されました。
13インチモデルは11インチモデルに比べて30%画面領域が拡大され、低音の音量が2倍になるため、従来よりも臨場感あふれるサウンド体験を楽しむことができます。
また、第5世代のM1チップから50%高速化され、第4世代のA14 Bionicチップからは3倍高速化されています。
また、従来通り、Magic Keyboardにも対応しています。
M4チップ搭載iPad Pro
M4チップを搭載したiPad Proが発表されました。今回のモデルから、超広角カメラが廃止されました。また、5Gミリ波への対応も削除されました。(日本販売モデルでは対応していませんでした)
サイズバリエーションは11インチと13インチモデルに変更されました。
第2世代の3nmプロセスを採用したM4チップが採用され、MacがメインストリームだったMシリーズAppleシリコンがMacに先んじて発表された形となり、このような流れは今回が初めてとなります。
Dynamic Cashingやハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディング、レイトレーシングなどに対応し、先代モデルが搭載していたM2と比較すると約半分の電力で動作します。
また、Magic KeyboardもiPad Pro用に新しく登場し、新たにファンクションキー(F1〜F12)が登場します。
Apple Pencil Pro
画像:Apple
新たに登場したApple Pencil Proは従来のApple Pencil 2から大きく進化しています。
指で強く押すとコマンドを表示する「スクイーズ」、Apple Pencil Proを回転するとペンやブラシツールを正確にコントロールできる「バレルロール」、スクイーズやバレルロールをすることで、心地よく「触覚フィードバック」をしてくれます。
また、Apple Pencil 史上初めて、「探す」に対応しました。
なお、Apple Pencil ProはiPad Air(M2)、iPad Pro(M4)のみが現時点で対応しています。これは、フロントカメラの位置が両モデルともに従来のモデルから変更されていることに起因しており、Apple Pencil 2は逆にiPad Air (M2)、iPad Pro(M4)には対応していません。