Multi Style NX

次世代のグローバルスタンダードのブログへ。PC・ガジェット・ゲーム・アニメ関係の話題を中心に取り上げています。

iPhoneのケーブルがMFi認証チップ付きUSB-Cケーブルに移行したとしても...

Appleさんさぁ...。

もはや社会問題レベルと化しているLightningケーブル。当ブログではあまり表面的にLightningを批判することは控えてきましたが、控えめに言って「使いづらい」です。

Lightning connector

でも登場当初は「リバーシブルすげええええ!」「小っちぇぇぇ!」とか喜んでたんですよ。まあ当時のケーブルがmicroUSB端子ほぼ一強だったので、microUSBに比べたら遥かに革命的ですよ。

ですが、しかし!

USB-Cが登場して、「リバーシブル」なのも「コンパクト」なのも新鮮さがなくなってきて、USB-Cではアダプタを介した映像出力、高速な(ここ重要)データ転送やイーサネット接続等ができるようになり、Lightningの魅力は急速に減って行きました。

ですがまあ、EUが黙って見過ごしているわけもなく、昨年10月にUSB-C端子の搭載義務化法案が可決しました。(ざまああああああ!

ですが、しかし!(2回目)

今度はまたよからぬ噂が蔓延っているので、iPhoneが仮にもしUSB-Cに移行できたとしても栄華はそう長くは続かないということをお話しします。

MFiチップ搭載を計画中?

2月頃から下記のようなUSB-CにMFiが搭載され、従来のようなMFiライセンスをLightningと同様にUSB-Cでも継続していく可能性というニュースが出回り始めています。

なお、記事にも書いてある通り、データ転送速度の制限、急速充電の制限ができなくなるなどと言ったこともあります。

百歩譲って、USB-CにMFiの認証チップが搭載されるのはわかりますが、機能制限はちょっとなぁ...と思います。

ただし、冷静に考えてみれば、USB-Cのケーブルは種類が多く、複雑であることからちゃんとMFiでライセンス認証されている物であれば、安心して使えるというメリットもあります。


機能制限等はまあひとまず置いておくとしても、今後も従来のLightningやMagsafeのように厳格なライセンスの管理下に置かれるのであれば「iPhoneを安全に使える」というAppleの姿勢が変わらないのは良いかもしれません。

後は、USB2.0という2023年にあるまじき転送速度の遅い規格ではなく、USB3.2やThunderbolt4への対応は考えてほしいかなと思います。iPhoneユーザーがみんながみんな、AirDropのワイヤレス転送を使えるMacを持っているわけじゃないということは忘れないでほしいですね。

というわけで、長々と喋りましたが、iPhoneが好きなことに変わりはありませんということで、今回は筆をおかせていただきます。このようなこの世の終わりのような稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございました。

2023年にNintendo Switchの次世代機は出るのか?

お久しぶりです。またサボっていました...。

再開して1発目で私がグタグダ愚痴やら悪口をこぼすのもどうかと思うので、まずは核心のついたお話から始めたいと思います。

ちなみにPokemon Presentsで発表されたポケモンDLCについては当初の予定通りネタバレ防止のため記事にはしていませんので、悪しからず。

Nintendo Swtich6周年!任天堂ハードの寿命としては・・・

Nintendo Switch

さて、今日は3月3日。

Nintendo Switchがリリースされて丁度、6周年の日にあたります。「1-2 Switch!」と一緒に本体を買ったのも、もう6年前...。

過去の任天堂の据え置き機ハードの発売から次世代期が発売されるまでの日程と比べてみるとどうなるんでしょうか。見てみましょう。

(※2023年3月3日現在の経過年数です。また、発売日は全て日本基準です。)

さて、いかがだったでしょうか。最長のファミリーコンピューターWiiスーパーファミコンに続く、4位。

そこまで長いというわけではなく、むしろ中間順位だということに驚いています。ただ、SwitchのCPUがtegra X1という2015年に発表されたSoCであることを踏まえると、そろそろスペック的にはついていけなくなりそうな気がします。(フォートナイトやFall Guysも60fpsで遊べませんし...)

ハイスペックモデルを出す可能性はあリえそう

ただ、だからと言って、任天堂が、Switchの次世代機を出さない可能性もあります。もう少しだけ延命させつつ、昨今のNintendo Switchのソフトで取り沙汰されているパフォーマンス問題を解消すべくチューニングされたNintendo Switchのハイスペックモデルは出そうな気がします。

流石にグラフィックボードは積まないにしても、最新のSamsungのExynosやQualcommのSnapdragonのCPUやMediatekのHeiloを積んだスマートフォン並に安定したゲーム体験は期待したいところ。

あとこの手の話題になると「Switchにハイエンド機なんて望んでないから!」なんて言う人が必ず出てくるんですが...。

「ゲームぐらいストレスなく遊びたくないんですか?」と私は声に出して言いたいです。

標準的なスペックのゲーム機よりもよりハイスペックなゲーム機の方が開発もしやすいし、より快適にゲームを楽しめますよね...。これは「必要な進化」なのではないかと思います。


長くなってきたので、まとめです。

結論、出る可能性と出ない可能性が半々だが、出たとしてそれが次世代機の可能性ではない可能性もあるということです。

任天堂の方針としては1つのハードの寿命を長く持たせたいと言う意味合いも持たせたいでしょうし、バッテリー持ちが改善されたモデル、有機ELモデルに続く別バリエーションモデルが出てくるのは非常に私としても嬉しいですし、Switchの資産を活用した次世代機ももちろん大歓迎です。

Steam DeckのようなSwitchをリスペクトしたハードウェアも出てきましたし、Nintendo Switchのおかげでゲーム業界が盛り上がったのは確かなことだと言って、まず間違いないので、今年起こるであろうNintendo Switchの新たな動きに注目したいです。

「めざせポケモンマスター」は止まっていた時計の針を動かすのか?

いよいよ、来週の金曜日から全11話で描かれるアニメ・ポケットモンスターのサトシの旅の最終章と銘打たれた「めざせポケモンマスター」が放送されます。

「サトシ=10歳」の固定観念を崩す為の物語?

今回のお話は、ある種今まで25年もの間、継続採用されてきた「サトシ=10歳」という設定から飛躍して、ポケモンマスターになる為の物語だと思います。

そもそもポケモンマスターの定義とはいったい何なのかそれすらわかりませんが、サトシ少年が答えを見つけ、成長し、その後の道を指し示す為の物語であると言っても差し支えないと思います。

ゲームでは数年後の時系列の話が取り扱われることもあったのに対して、アニメ版では現代のサトシとピカチュウの姿のみが取り扱われてきました。

その為、サトシとピカチュウが年齢的に成長することなく、物語が行われてきましたが、成長と時間経過を費やすことで、これまでとは違った角度と視点で物語を動かすことが可能になります。

そういった意味でもとてもめざせポケモンマスターは「サトシ=10歳」という固定概念を打ち砕く素晴らしい作品であると言えるのではないでしょうか。


そもそも、ポケモンのゲーム作品を見てもらえばわかると思いますが、「ブラック・ホワイト」の時点でプラズマ団が「ロケット団やギンガ団が暗躍していたからあまり表立って活躍できなかった」などというセリフがあるように、基本的にシリーズ作品が後になればなるほど、時系列は進んでいくということが前提でした。

ただ、アニメでそれをやると、サトシやレギュラー陣の年齢が変わっておらず、肉体的にも成長していないことから基本的には時系列が変動することは皆無です。

アニメとゲームで同じように時間を進められないというのは主人公が変わらないからこその弊害ですね。