撮影日:2021年2月11日
2021年3月のダイヤ改正、東海道線の特急電車に大きな変化が起こります。
今回取り上げるのは2つ目、使用車両の変更です。
国鉄時代の末期より製造されてきた185系。踊り子以外でも様々な線区で活躍をしてきましたが、最後まで残った東海道線の踊り子・湘南ライナーでもいよいよ撤退することになります。
特急踊り子について簡単に解説
横浜駅にて/2020年4月1日
特急踊り子は東京・新宿駅から伊豆急下田・修善寺駅を結ぶ東海道線の代表的な東海道線の特急列車です。
新宿駅始発の列車は新宿~横浜間で山手貨物線*1を通り、途中武蔵小杉駅に停車して横浜駅で東海道線で合流します。
停車駅は、東京・品川・横浜・熱海・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田です。
列車によって、川崎・大船荷停車する他、踊り子18号のみ池袋から発車します。
通常の踊り子以外にも「サフィール踊り子」と呼ばれる特急電車が存在し、こちらは停車駅がさらに削減されている他、プレミアムグリーン車や食堂席が追加されています。
185系について
185系は、1981年に製造された車両です。
0番代は、東海道線用に、200番台は高崎線などの線区用に運用されていました。2013年の改正以降、全ての編成が東海道線用として集約され、それまで塗装が異なっていた200番台もストライプ塗装に統一されたのでした。
新子安駅
ここは写真撮影の名所として知られており、僕も何回かここで撮影しています。
新子安駅での撮影ポイントです。(赤矢印)
実際に撮影してみるとこんな感じです。
東海道線の列車だと編成がほぼ前部、きれいに収まります。東京~神戸間の中でも最も長い編成を誇る15両の編成がここまできれいに収まるのは魅力的です。
横須賀線の列車もきれいに収まります。
たまたまE235系が来たので綺麗に収まります。ただし、横須賀線および湘南新宿ラインの列車を撮影すると、場所の関係上ズームしないときれいに写りません。
忘れてはいけない京浜東北線の車両ももちろん綺麗に撮れます。
とにかく近いので、図鑑や雑誌に乗っているような迫力ある編成を撮れますね。
踊り子が来た!
いよいよ踊り子の撮影に移ります。
東京方面からやってきた特急踊り子17号です。
ストライプ塗装の帯を纏った伝統的な東海道線の特急車両です。なお、東海道線以外でも活躍しており、横浜線やJR東海区間の「ムーンライトながら」でも活躍していました。
せっかくなので、今回は通過シーンをカメラで撮影して、YouTubeにもアップロードしました。迫力ある走行音をぜひお楽しみください。
そして、東海道線特急の新型車両、E257系2000番台です。
かつては中央本線で活躍していたE257系を改造して作られたE257系2000番台ですが、本日2編成が新たに運用を開始しましたが、まだまだ3編成のみの希少種です。