3ヶ月ほど前に、どうぶつの森(N64)版が発売から15年を迎えました。
ポケットモンスターシリーズとともに私が本編シリーズを全て購入している数少ない作品なのですが、今回は15年の月日を経て私のどうぶつの森に関する思いを打ち明けたいと思います。
2ちょうめ3ばんち
64から3作目のどうぶつの森e+までは、「2ちょうめ3ばんち」がプレイヤー4人の家がある場所となってあり、中央には掲示板が表示されていました。
この2ちょうめ3ばんちはいわば、どうぶつの森シリーズのポータルのようなもので、駅と、6ちょうめとともに全ての村で場所が固定されています。(以降のシリーズ作、DS・Wiiではランダムに配置された家から選択可、3DSのとびだせではついに任意の家の場所を設置可能に。)
初めてのお家選びの時もここでよく探して、精査したのは今でも忘れません。
エンディングは土曜日?
どうぶつの森には「エンディング」がありません。借金の返済の話を言ってしまったらそれまでですが・・・。
どうぶつの森は、どうぶつから依頼を受けて、おとどけものの配達や会話を楽しんだりすることを繰り返すゲームです。
時に、魚を釣ったり、虫を捕まえたりもしますが、基本的なゲームの流れはどうぶつたちとの交流。これらのライフサイクルがループする為、必然的に「エンディング」が存在しないのです。
因みに、スタッフクレジットは一応存在する程度で、土曜20時からとたけけという動物から聞くことができます。
自分らしさ
どうぶつの森に携わった任天堂情報開発本部(現:企画制作本部)「江口勝也」氏は、このソフトが64DDで発売されていて、RPGとして開発されていた頃からの作品で、どうぶつの森シリーズを作り上げたいわばどうぶつの森シリーズの生みの親です。
そして、同じく情報開発本部「野上恒」氏も、同じく江口氏とともに初代のどうぶつの森でディレクターを務めていました。
この2名の開発スタッフさん達は、現在SplatoonやWii SportsやWii FitなどのTouch!Generationシリーズを開発しています。
どうぶつの森で培われた多様性や、メッセージ性については、以前にも紹介しましたが、どうぶつの森は最もカスタマイズに特化した自分らしさを最も表現することができるゲームだと私自身、実感しています。
どうぶつの森は、ハードやプラットフォームを乗り越え、多くのどうぶつたちに様々な選択や、服の着せ替え、手紙の内容、部屋の構築ができるゲームです。
私が思う「自分らしさを最も表現できる」ゲーム。15年間ありがとう。そして、これからもまたよろしくお願いします。