やっぱり、ジョブズの願いは正しかった・・・。
Safariのレンダリングエンジン「Webkit」の公式ブログ上でSafari 10がデフォルトでAdobe Flashを無効化しており、ユーザーが有効にするか否かを選択可能にするかを発表されました。
実際に実行した場合
Webkitのブログでは、実際にSafari 10でサンプルページ(Adobe Flashを必要とするページ)を開いた場合のウインドウを表示しています。
Flashを使用するサイトを表示した場合、Safariはユーザーに対して、Flashを有効化するかどうかを求め、一時的に実行するかこのページでは必ず実行するかを設定することができます。
またFlashとHTML5両方が利用されているサイトの場合は基本的に後者を選択して表示します。ただこの場合も、ウェブページがユーザーにFlashとHTML5の選択肢を提示する設計であればそれに準じるようになっています。
因みに、GoogleのChromeやMozilaのFirefox、そしてMicrosoftのMicrosoft Edgeも同様の動きを示しております。
iPhone発表時の2007年のイベント時に、「Adobe FlashをiPhoneではサポートしない!」と発言したジョブズ。今になって、Web上の主流はAdobe FlashからHTML5へとシフトしつつあるので8年以上前にジョブズが発言していた事は正しかったと思います。
そんなジョブズの意思を引き継ぐSafari 10は、現在リリース中のmacOS 10.12 Sierraにプレビュー版がインストールされており、正式リリースは秋頃になる予定です。
ソース:Webkit blog