お帰りなさい、HTCのフラッグシップ。
KDDIは、本日新製品発表会を行い、「HTC 10」の日本向けローカライズモデル「HTC 10 HTV32」を正式発表しました。
”HTC J"からの脱却
今回のHTC 10 HTV32は、今までのHTC J One HTL22やHTC J Butterfly HTL23 / HTC J Butterfly HTV31とは違い、「HTC J」の名を冠さず、日本独自仕様のワンセグやおサイフケータイ(Felica)は搭載されておらず、グローバルモデルとほぼ同じ仕様での登場となりました。
Xperia X PerfomanceやGalaxy S7 Edgeは、日本向けにおサイフケータイやワンセグが搭載された独自の日本カスタマイズ仕様となっていますが、今回のようなカスタマイズ無しのリリースに至った原因は明らかにされていませんが、HTC Jとしてではないモデルとして、とても素晴らしい仕様に仕上がっています。
因みに、CPU,メモリ等の詳しい仕様は以前、記事にまとめていますので、そちらを参照してください。
脅威のf値1.8カメラ「HTC Ultra Pixel 2」とオーディオもHTCならでは「HTC Boom Sound」!
今回のHTC 10には、HTC Ultra Pixel 2が搭載されており、脅威のf値*1の1.8を誇ります。これは、LG G5と同じ数値で、スマートフォンでもかなり高めの数値です。(Lumia950の値は1.9、iPhone6sのf値は2.2)
また、インカメラにも光学式手ぶれ補正*2を搭載し、自撮りもかなり綺麗な写真が撮れることをアピールしてます。
また、ハイレゾイヤホンを同梱しており、第2世代にアップグレードしたHTC BoomSoundでクリアな音質を楽しむことができます。
Qualcomm Quick Charge 3.0 / USB Type Cを搭載
日本のスマートフォンでは、初めてQualcomm Quick Charge 3.0が搭載され、USB type Cケーブルと組み合わせることで、約90分での急速充電を実現しているとのこと。
Qualcomm Quick Charge 3.0は、国内ではHTC 10 HTV32が初搭載、USB Type Cは、日本国内のAndroid端末では、Nexus5X以来2機種目となります。
KDDIからは専用のACアダプターが発売されますが、既存のmicroUSBケーブルは、変換アダプタを使わないと充電できませんので、ご注意を。