前回の記事(写真と動画の拡張子の話)でHEVCについて解説しましたが、今回はその補足です。
HEVCは動画、じゃあ画像は・・・?
HEVCは動画の圧縮規格で、一般的には「H.265」と呼ばれていることのほうが多い規格です。
同じように画像を圧縮する規格も存在します。それが、HEIFです。
圧縮効率に特化した「HEIF」
画像ファイルで主に使われているのはJPEGやPNGですが、画質が劣化したり、容量が大きかったりして使いにくいのが不便です。
その為、画像ファイル自体が大きい場合は外部の圧縮ツールを使って、画像ファイルを削減した上で画像をアップロードすることがあります。
Googleが提供している「Saquosh」という画像圧縮サービスを使って私は主に画像ファイルを圧縮しています。
HEIFはJPEGなどと同等の画質を保ちつつ動画の容量を小さく抑えることができるフォーマットです。
iPhoneでHEIF動画を撮影する方法と注意点
iPhoneで画像をHEIFで保存するには
「設定」>「カメラ」>「フォーマット」>「高効率」
を選択すればOKです。基本的に設定方法は動画(HEVC)と同じです。
開けない場合の対処方法
HEIFは多くのOSでサポートされていますが、古いバージョンのWindows 10では開けない場合があります。