もちろん、写真や動画も撮ったわけなんですが、せっかく撮った動画も実は結構大きな問題がありました。
問題点は拡張子です。
拡張子ってなに?
拡張子という言葉の意味を聞いても、よくわからない人がいると思うので、簡単に説明いたしますと、こういうことです。
ファイルの種類を識別するために末尾につけられる文字列
のことです。Wordで文書を作ったりすると「docx(Microsoft Office Word 2007以降)」という拡張子が付随され、この拡張子のファイルを開くことに対応したソフトを使うことで、初めてファイルを表示することができます。
動画ファイルの拡張子
動画ファイルで今現在使われている拡張子は「mov」(主にApple製品)「mp4」などがあります。
最近、新しく登場したのは「hevc」(以下、本文中ではHEVCと表記します)と呼ばれる拡張子です。
HEVCは、動画の圧縮規格の一つで、業界標準のメディアフォーマットの一つです。HEVCは既存のmp4やJPEGなどと言ったメディアフォーマットよりも圧縮率が高いので、高画質を実現させつつファイル容量を減らす事のできるというメリットがあります。
iPhoneでHEVCファイルを使って動画を撮影する方法と注意点
自分が使っていたのはiPhoneなので、iPhoneの方法を解説します。
iPhoneで動画をHEVCで保存するには
「設定」>「カメラ」>「フォーマット」>「高効率」
を選択すればOKです。
なお、HEVCについてはあくまで動画の圧縮形式の1つであって、iPhoneが撮影した動画は「.MOV」と呼ばれるQuickTime ファイル形式で表示されます。
ちなみにPC側で写真・動画のフォーマットを自動的に変更するかどうか、元のフォーマットのまま変更するかどうかについてのチェックは
「設定」>「写真」>MACまたはPCに転送
を選択することで確認できます。
自動を使えば、自動的に変換され、元のフォーマットのままを使えば、高効率で撮影した動画を低容量で保存することができます。
参考までに
難しい話なので、今回の記事を見てよくわからない人は上記のApple公式ページをご参照ください。