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【19年ぶりの再会】スマブラSPのバンジョーとカズーイDLC参戦について思うこと。

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皆さんは、この熊と鳥をご存知でしょうか。

かつて「スーパードンキーコング」シリーズを開発していたことで有名なレア社のIP、「バンジョーとカズーイの大冒険」シリーズのバンジョーとカズーイのコンビです。

そんなバンジョー&カズーイは、今年のE3で約19年ぶりとなる任天堂作品出演を果たしたのです。今回は、バンジョーとカズーイについてのお話です。

バンジョーとカズーイシリーズの歴史

E3で公開された参戦ムービーではドンキー・ディディー・キングクルール(なんでいるの?)がバンジョーとカズーイの参戦に喜ぶ姿が描かれていました。

それもそのはず、97年のディディーコングレーシングという作品ですでにディディーとバンジョーは共演を果たしていたのです。それが今回のスマブラSP参戦でドンキーやキングクルールとも初共演を果たしたのです。

ちなみにこのレア社は元々、任天堂にCG技術を買われ、セカンドパーティー*1となりスーパードンキーコングを開発した会社でもあります。

Microsoft Keilaranta I

だがしかし、開発の遅延・スタッフの離脱等が目立ち、任天堂はレアをMicrosoftへと売却します。(ドンキーコングシリーズ任天堂が所持し、それ以降の作品についてナムコレトロスタジオ等が制作、任天堂が販売する方式に)

これにより事実上、「任天堂ハード」での発売ができなくなり、MSの子会社になってからは「ガレージ大作戦」(新作)「バンジョーとカズーイの大冒険」「バンジョーとカズーイの大冒険2」がXbox 360 / Oneで発売されることとなりました。

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参戦ムービー【スマブラSP】「仲間たち」より)

そして2019年、桜井政博氏率いるスマブラSP開発チームはMicrosoftとレアから参戦許諾を経て、無事に参戦が決定しました。


奇跡とも言える参戦の実現。

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19年ぶりに出演できたバンジョーとカズーイ。

彼らの奇跡とも言える参戦実現により、多彩なアクションやBGMでスマブラSPの世界をさらに盛り上げる事間違いなし。これだけでもファイターパスを買った価値はあると思います。

また、DLCセットには原曲・アレンジ含む10曲も同梱されています。桜井さんも言ってましたが、650円相当のDLCとしてはおかしいぐらいの値段設定です。

ちなみに「バンジョーとカズーイの大冒険:タイトル」「クルクルやまのふもと」「おたからザクザクびーち」のアレンジが特におすすめです。しかも「おたからザクザクびーち」はスマブラのアレンジやFF・KHのBGMで高い評価を得ている下村陽子氏が手掛けています。本当に素晴らしくて、今作アレンジ楽曲でも随一の曲だと個人的に評価しています。

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大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL - Switch

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桜井政博さんが解説する「バンジョーとカズーイの使い方」

この番組内で桜井政博氏が「Xbox」と何回か発言されていましたが、このあとなんとTwitterXboxがトレンド入りしましたw

*1:セカンドパーティー・・・プラットフォーム発売元が発売するゲームの開発・企画を担当する企業のこと。同様の企業にHAL研究所・有限会社ソラ・インテリジェントシステム等が存在します。