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まだ見ぬ新しい全力の世界!「ニンテンドー3DS ポケモン サン・ムーン スーパーミュージック・コンプリート」レビュー

2019年5月10日追記

アニメ版「アローラ地方のテーマ」「リリィタウン(夜)」「しんみリーリエ」および「戦闘!四天王」・「ぬしポケモン登場」(アニメ・原曲)を加筆しました。

2019年6月16日追記

「フェスサークル」「マリエシティ」(昼)・「ポニの古道」・「戦闘!ぬしポケモン」(アニメ・原曲)を加筆しました。曲数が膨大になりすぎたので、追記はこれで終了です。

  • Disc1:6曲(アレンジ5曲
  • Disc2:6曲(アレンジ6曲(うちスマブラSP3曲))
  • Disc3:7曲(アレンジ2曲
  • Disc4:4曲(アレンジ4曲(うちスマブラSP1曲)の
  • 合計23曲(アレンジ17曲うち[スマブラSPアレンジ4曲])

の大ボリュームとなりました。

はい、どう考えてもやりすぎですね。

この記事も元々文字数が多いですが、追記した関係で、更に追記され、5000文字という過去最長の記事になっています。

はじめに

この記事は2016年11月23日に発売された「ニンテンドー3DS ポケモン サン・ムーン スーパーミュージック・コンプリート」のレビュー記事です。

CD4枚組で構成され、各ディスクには各島の守り神「カプ・コケコ」「カプ・テテフ」「カプ・プルル」「カプ・レヒレ」の4体が印刷されているピクチャーレーベル仕様のディスクになっています。

今回は一部の楽曲の「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」、TVアニメ「ポケットモンスターサン&ムーン」でアレンジされたバージョンの音楽のレビューも合わせて掲載しております。

Disc1

Disc1-3 アローラ地方のテーマ

発売前のPVでも多様された特徴的なアローラ地方のBGM。

これから始まる未知の冒険を予感させる壮大なBGMで、アローラらしい民芸BGMを彷彿とさせる声も収録されています。

アニメ版「アローラ地方のテーマ」

主にポケモンゲットやストーリーの締めでかかることが多いです。最大の特徴はコーラス部分がカットされ、民族音楽的要素がなくなっているところですね。

13話や99話や120話で使用されていますが、使い勝手がいいのか、ゲーム出身音楽の中では挙げた話数以外にもかなりの頻度で使われています。

Disc1-9・10 リリィタウン(昼)/(夜)

最初のまちのリリィタウンのBGM。

ポケモンのBGMにしては非常に珍しい落ち着いた雰囲気のBGMで、物静かな島国らしいBGMですね。

アニメ版「リリィタウン(昼)」

物静かなBGMはそのままに、使われている楽器に琴が追加され島国らしさが更に増してます。

アニメ版「リリィタウン(夜)」

天文台から見た星たちが光るあの日の夜」のお話、79話で使われました。ポケモンの死について再び主題となるしんみりとした場面にマッチしています。ちなみにこの曲はゲーム版との大きな違いは特にありません。

Disc1-18 戦闘!ハウ

主人公の友達として、色んな場面で戦うハウとの戦闘BGM。

ゲームのハウはとにかく無邪気で、純粋なイメージがあるので、そのイメージに沿った明るいBGMに仕上がっています。

Disc1-23 リリィタウンのお祭り

お祭りのときのBGM。

リリィタウンのBGMとは違いアローラらしい民芸音楽に仕上がっています。

アニメ版「リリィタウンのお祭り」

曲名に反してアニメ版ではお祭り以外にも使用されています。使用されている楽器が増えていて、よりお祭りらしさが出ているのではないでしょうか?

Disc1-33 フェスサークル(昼)

フェスサークルのメインBGM。BW2のジョインアベニュー以来となる様々な施設を運営できるやり込み要素です。

アニメ版「フェスサークル(昼)」

アローラ地方のテーマと同じで物語の締めに使われることの多いBGMです。

基本はゲームと同じですが、バックサウンドがゲームとだいぶと違ったアレンジです。

Disc1-54 進化(アローラ)

リージョンフォームのポケモンのときは進化のBGMも異なります。使用されている楽器が増えていて、音階も少し変わっていて南国風ですね。

Disc2

Disc2-2 スカル団登場!

後述するグズマのBGMと同じで、ダウナー的な要素が少し入ったBGMです。ラップも少し入っていて、近作の悪の組織に比べるとかなり違った印象を受けた方も多いのではないでしょうか?

Disc2-7 キャプテンの試練開始!

後述するしまキング戦のBGMのアレンジバージョンです。穏やかにポップにアレンジされていますね。

Disc2-8 ぬしポケモン登場

ぬしポケモンが登場したときのBGM。強大なオーラを放ち、圧倒的な威圧感を主人公に見せつけてきます。

アニメ版「ぬしポケモン登場」

バトルの序盤にかかり、一本食わされたときのBGM。ゲームとは違い、主にバトルで主人公側が苦戦しているときのBGMという印象ですね。

Disc2-9 戦闘!ぬしポケモン

ぬしポケモンと対峙するときのBGM。巨大で圧倒的な力を見せる試練にふさわしく、緊張感溢れるBGMになってます。実は、BWの「戦闘!強いポケモン」のアレンジです。

アニメ版「戦闘!ぬしポケモン

ぬしポケモンとの戦闘以外で流れる事も多いBGM。51話や109話、117話等でかかっていて、バトルBGMとしては結構な頻度でかかります。「ぬしポケモン登場」から連続で流れることが多いです。

ゲーム版と違い、冒頭がカットされており、「ぬしポケモン登場!」に寄せている感じです。

Disc2-14 戦闘!しまキング・しまクイーン

今作を代表するBGMの1つです。

静かな前半から徐々に高揚していき、勇ましくしまキング・しまクイーンに対峙していくのにふさわしいBGMです。

印象に残っているのはウラウラ島の大試練ですね。シリアスな場面でクチナシさんと対峙したときのかっこよさが忘れらません…。

アニメ版「戦闘!しまキング・しまクイーン」

過去のアニメのゲーム由来BGMと比較して、かなりスローになっています。

ゲームの段階でもかなり壮大でしたが、アレンジに伴い使われている楽器の印象もあってでしょうか、全く別物と言っていいぐらい別物になっていますが、原曲の印象を残しつつもしっかりと高揚感と盛り上がりに欠けることのないBGMに仕上がっています。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALスマブラSP)版「戦闘!しまキング・しまクイーン」

BGM後半に注目です。かなり印象が変わり、少し切ないイメージになっています。曲全体としてはゲーム版よりもややテンポアップしており、こちらはゲーム版とは異なり、爽快な印象を感じさせるBGMです。

Disc2-27 戦闘!グラジオ

スカル団の用心棒、グラジオのBGMです。

ベースの音楽がかなりかっこ良いのですが、今までのライバル戦とは結構違った印象を受け、ダークヒーローっぽささえ感じられるBGMです。

アニメ版「戦闘!グラジオ

ゲームに比べて、使われている楽器が増えています。ダークヒーローっぽさを保ちつつ、かなり派手になっている印象。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALスマブラSP)版「戦闘!グラジオ

これまたゲームともアニメとも印象がかなり変わったBGM。ダークヒーローっぽさは薄れていて、エレクトロな印象が増しています。

Disc3

Disc3-8 戦闘!ウルトラビースト

ポケモンを超える究極の存在、ウルトラビーストとの戦闘BGM。不気味でおどろおどろしい雰囲気がぷんぷんしております。

Disc 3-10 マリエシティ(昼)

和の街、マリエシティ。

エンジュシティを思い出すポケモンでは大変珍しい和テイストなBGMに仕上がっています。

アニメ版「マリエシティ(昼)」

ゲーム版と基本的に同じです。

ただ例によってバックサウンドが増えていて、より一層華奢になっているような感じはあります。

Disc3-14 戦闘!スカル団ボス

スカル団ボスの「グズマ」とのBGMです。ダウナーでラップを交えた今までのポケモンのBGMの中ではかなり異質なBGMです。

Disc3-29 戦闘!ルザミーネ

エーテル財団の代表にして、グラジオとリーリエの母親でもある「ルザミーネ」との戦闘BGM。今までの悪の組織のBGMと違いピアノや管楽器が使用されていて、ホラー的な怖さも含まれているBGMです。

Disc3-31 がんばリーリエ!

「おお!がんばるリーリエいわばがんばリーリエじゃのう!」

リーリエが決意を固め、髪型と服を変えた姿「がんばリーリエ」がお披露目されたときのBGMです。がんばリーリエになったことで、リーリエ自身もおとなしい性格から活発な部分も出てくるようになってきて、後半はかなり可愛らしいリズムになっています。

Disc3-33・34 海の民の村(昼)/(夜)

物語上最後に訪れる街、海の民の村のBGMです。

物静かで潮の匂いに満ちた海の村らしい静かでどこかのんびりとした昼の旋律とどこか落ち着く夜の旋律がいいですね。

ちなみにキャプテンのスイレンも海の民です。(ゲームの公式HPより)

Disc3-37 ポニの古道

日輪の祭壇へと向かうストーリーの核心へと触れるポニの古道でのBGM。

大いなる物語の幕開けを予感させるようなかっこいいBGMです。

アニメ版「ポニの古道」

51話でストーリー上、初めてポニ島に向けて旅立つ時に流れてます。また、65話でも流れてます。

アレンジはゲーム版とほぼ同様です。旅立ちにぴったりな勇ましい曲ですね。

Disc4

Disc4-5 対決!ルザミーネ

ウツロイドとその身を融合したルザミーネとのバトルのBGM。不気味で混沌に満ちたその禍々しいBGMは主人公に絶望と不安を押し付けてくるかのような怖さ。

Disc4-6 しんみリーリエ

母の治療のため、カントーに発つリーリエの別れのときのBGM。

今まで苦楽をともにしてきて、ゲームではじめてヒロインとしてともに旅をしてきた「仲間」としてリーリエとして別れるのは辛かったですが、本当にこのときのリーリエが好きで、サン・ムーンという作品が、リーリエが大好きになりました。

アニメ版「しんみリーリエ」

49話や52話や102話本編終了後の次回予告で流れています。

全体的に壮大にドラマチックにアレンジされていますが、曲のリズムを聞いていると、曲全体の印象としては概ね変わっていないですね。また、終盤が大きく変わっていて、静かに終わる感じになっています。

Disc4-17 戦闘!四天王

毎作恒例の四天王BGM。

今作は絶望感というよりかは強大な敵を前にした圧倒的なパワーと主人公のパワーのぶつかり合いを体現しているBGMに仕上がっています。

アニメ版「戦闘!四天王」

90話Bパート開始直後で流れています。ゲームとは特に変わりませんが、四天王があまり登場しないアニメでも流れるとやはり熱いですね。

Disc4-18 頂上決戦! 

ククイ博士との頂上決戦とのBGM。

ポケットモンスターメイン・テーマから入り、少しずつ高揚していき、ポケモンバトルの楽しさを純粋に楽しめるような気がするBGMです。

アニメ版「頂上決戦!」

49・51話(5/10追記)(ただし、51話はショート版)、90話(この日が最後の木曜放送日)・でアローラの人々が祈りを捧げるシーンでかかりました。

オーケストラ風にアレンジされていて、ゲームよりも壮大な印象です。

大乱闘スマッシュブラザーズスマブラSP)版「頂上決戦!」

原曲よりも使用している楽器が増え、壮大なイメージはそのままに、爽やかで疾走感あふれるリズムからの高揚感あふれるBGMになっています。

最後に

長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

ジムリーダーが廃止され、ひでんわざが廃止され、大幅にシステムが変わったポケモンSM。

ポケモンという作品を長く遊び続けて、BGMの大切さを再び感じた作品でした。かっこいいBGM、かなしいBGM、せつないBGM。たくさんありますが、物語や場面に沿った様々なBGM、その全てが自分にとってかかせない旅の思い出を彩ってくれたと思います。

かけがえのない時間と、素晴らしい旅の思い出をありがとうございました。