いよいよTBの時代。
米Lexarは現地時間9日、世界初となるSDXCカード「Lexar Professional 633x SDXC UHS-I」の1TBモデルを正式発表しました。
Lexar Professional 633x SDXC UHS-1の概要
世界初となるこの製品は、SDスピードクラス「Class10」*1」UHSスピードクラス「UHS-III」*2、ビデオスピードクラス「V30」*3の規格に各々、準拠しており、毎秒あたりの読み取り速度は95MB/Sec、書き込み速度は70MB/Secとなっており、単体のSDカードとしても申し分ないパフォーマンスを誇っています。
今、現在市場に出回っているSDXCカードの最大容量は512GBで、SanDiskやサムスン電子が実際に発売していますが、1TBのSDカードが商用化され、市場に出回るのはこれが初めてです。
1TBもあれば4Kや8Kの高解像度のビデオを沢山保存することができますが、今現在まだ4Kや8Kクラスの解像度はまだまだ普及してきていないので、これから先それらの解像度の動画撮影が普及した時には存分に役立ちそうですね。
「Lexar Professional 633x SDXC UHS-1」の1TBモデルは499.99$でまずは米国より発売予定です。日本での発売は未定です。
ソース・画像：Lexar（製品情報はこちら）引用：東芝（SDカードのビデオクラスについての説明より一部引用）
*1:SDスピードクラスSDカードのデータ転送毒を表す等級のこと。SDカードのデータ転送速度の目安として2006年のSDHCカードの登場と同時に策定されている。Class2、Class4、Class 8、Class10が用意されており、この製品が持つClass10の転送速度は10MB/sec、詳しくはこちらのmicroSDカードのクラスの項目を参照。
*2:UHSスピードクラス・・・Ultra High Speedの略称で、従来よりも転送速度を向上したSDカードに付与されるクラスのこと。ちなみにこの製品が持つUH-3の転送速度は624MB/sec
*3:ビデオスピードクラス・・・SDカードに策定された高品質化する映像技術やNAND技術に対応できるよう考慮されたスピードクラスのこと。ビデオスピードクラスでは最低限の書込み能力を設定することで、ビデオ録画に必要な一定の速度を実現します。ちなみにビデオスピードクラス「V30」は「30MB/sec」の書き込み速度を最低保証しています。以上、東芝社のHPより一部引用。引用元は上記に記載しております。
