Multi Style NX

次世代のグローバルスタンダードのブログへ。PC・ガジェット・ゲーム・アニメ関係の話題を中心に取り上げています。

macOS High Sierraで採用される新しいファイルシステム「APFS」はリリース当初、Fusion DriveやHDDをサポートせず。

f:id:wingzone94:20170919202645j:plain


Macユーザーのかたは注意しましょう。

Apple製品情報サイト「MacRumors」は、本日macOS High Sierraで採用去れる新しくフラッシュストレージやSSD向けに最適化された64ビットファイルシステム「APFS」がFusion Drive*1やHDDをリリース当初はサポートしないと報じました。

全てのMacがそうではなく・・・

MacBookでは、Fusion DriveやHDD以外のストレージを採用しているMacはと言うとちゃんと、macOS High Sierraにアップグレードしても従来のファイルシステム「HFS+」から「APFS」へと自動的に変換されます。

ただし、macOS High Sierraのベータ版ではAPFSに変換されている可能性がある為、AppleはHFS+に戻す方法を公開しています。詳しくはこちらを参照してください。

ちなみにAPFSって何?

MacBook Pro - 3

ここまで話した後で、申し訳ないのですがAPFSについて最後に少しだけおさらいしておきましょう。

APFSは従来のHFS+と異なり、64ビットファイルシステムであり、フラッシュメモリSSDを前提としたファイルシステムになっています。シングルスレッドのHFS+と違い、マルチスレッド対応であり、管理はナノ秒単位です。

ちなみに、iOSのHFS+からAPFSへのファイルシステムの置き換えはiOS10.3で既に完了している為、もうまもなくリリースされるiOS11では何の心配もありません。

ソース:MacRumors

*1:Fusion Drive・・・HDDとフラッシュメモリを併用する記憶装置のこと。ハイブリッドHDDの1つ。