さくっと美味しいオレオとともに、Androidの新バージョンが登場です!
Googleは日本時間22日未明、Androidの最新バージョン、Android 8.0 Oreoを正式発表しました。このAndroid 8.0 Oreoは、今年のGoogle I/OでAndroid Oとして発表されたもので、これまで数回に渡って開発者向けのプレビューバージョンが公開され続けていました。
コードネームに使われているOreoは、日本でもお馴染みのお菓子サンドイッチクッキー「Oreo」が由来です。
アップデートの対象端末
今回のアップデートの対象端末は、Nexus・Pixel端末を始めとする多くの端末ですが、NexusとPixel端末では早速アップデートできます。対象端末は、
- Nexus5X
- Nexus6P
- Nexus Player
- Pixel C
- Pixel
- Pixel XL
の6機種です。
また、日本国内で発売されているHTCや京セラ、シャープ、ソニー、Huawei等の大手メーカーのスマートフォン向けに年内にAndroid 8.0を提供する予定であることも公表されました。
日本国内におけるAndroidの最新バージョンの提供は、お世辞にも早いとは言えないメーカーが多く、同じ端末でもアップデートが遅かったという事例があった為、これは嬉しいニュースですね。
Android 8.0 Oreoで何が変わった?
Android 8.0 Oreoの主な新機能について紹介します。
ピクチャー・イン・ピクチャー
Android 8.0 Oreoでは、2つのアプリを起動している時に、もう1つ別のアプリを小さく表示できる「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能が追加されます。
LINEでビデオ通話をしながらGoogleカレンダーで予定を確認したり、Googleマップで旅行先の相談をしたりなど様々なシーンで利用できそうですね。
起動速度の高速化
Android 8.0 Oreoでは、Google Pixelを用いた測定で従来よりも起動速度を2倍化させることに成功しました。
Xperiaなどの他の端末ではどのくらい早くなるのか気になりますね。
通知ドット
Android 8.0 Oreoでは通知アイコンを長押しすることで、アプリアイコンの上に通知の内容をプレビューする「通知ドット」が追加されました。
Google Play protect
Google Playプロテクトと呼ばれる新たなセキュリティ機能が追加されました。24時間Androidスマートフォンを常時監視し、危険なアプリやマルウェアを帽子してくれます。
また、Androidスマートフォンを探す事ができる機能も搭載されています。
Android 8.0ではこのサービスがシステムレベルで統合され、より使いやすくなりました。
この他にも、大きな変更点や具体的な新機能があります。詳しくは、Androidの公式HPでも紹介されています。