既にiPhone 7 / iPhone 7 Plusが発表されてから9ヶ月。例年通りであれば、もうまもなく新型iPhoneが発表されます。
USB Type Cや虹彩認証など様々な機能が搭載され続ける昨今のスマホ、iPhoneはこれらの機能にどう対抗するのかそんな機能やハードウェアについて徹底予測してみたいと思います。
1.スローモーション撮影じゃない120fps動画撮影
iPhoneのカメラアプリでは、現状60fpsの動画がネイティブでサポートされています。しかし、これを上回る120fpsや240fpsの動画はスローモーション撮影でのみサポートされます。
次期iPhoneではこれよりも高いfpsの動画撮影がサポートされるような気がします。
2.スローモーション動画の1080p/240fps、720p/480fps、720p/960fps動画撮影対応へ
次期iPhoneでは、より画質が向上し、より遅い時間のスローモーション動画が撮れるようになるような気がします。
iPhone以外のスマホでは、Xperia XZs / XZ Premiumが、既に960fps動画撮影に対応している為、実現は技術的に不可能ではないのが事実です。
iPhone7のポートレートモードで確立したiPhoneカメラの更なる機能拡充の可能性を高める機能として期待しています。
3.ARkitを用いた写真・動画撮影
iOS11では、ARKitと呼ばれるAPI群の導入で、ARアプリの作成が簡単になっています。
このARKitを活かして、仮想オブジェクトを出現させ、写真や動画を撮影出来る機能は実装されそうな気がします。
ARは、VRと違って視覚的に表現できるのがメリットの1つですので、ARKitをAppleが公式でリリースする可能性もありえますね。
4.USB Type C搭載
Lightning端子を装備し続けたiPhoneとiPadですが、ひと波乱起きそうな気がします。
HTC U11は既にUSB type Cイヤホンを発売しているので、USB type C イヤホンをAppleが発売する可能性はありえます。
HDMI Alt modeの出力で、対応ケーブルを発売することでHDMIアダプタなしで映像出力が可能になりますし、USB PD対応のケーブルがリリースされば、今まで以上に急速充電をアピールできるというメリットも。
何より、USB Type Cは、Type C端子とは逆側の端子を別の端子に設定できるので、これをmicroUSBにすることでAndroidスマホからの移動を簡易化するということもできます。
5.虹彩認証
これも多くのスマホに搭載されている機能ですよね。
Surface ProやLG、HTCのスマホではすっかり当たり前になっていますが、目の虹彩を見て確認を取る虹彩認証もサポートされそうな気がします。
ただ、この機能の登場で指紋認証の立ち位置がどうなるのかが心配。
6.OTG機能の一部解禁
次期iPhoneでは近年増加しつつあるLightning対応のUSBメモリがサポートされるかもしれません。
現状、これらのアプリは専用のアプリを使う以外の方法でしか使えないので、AndroidのようにOTG機能が一部サポートされれば便利になるかもしれません。
7.ストップモーションアニメ撮影機能
せっかく、iPhoneでARがサポートされるのだから、もう少し標準で機能が増えてもいいんじゃないかなと思います。
というわけで、ARと相性の良さそうなストップモーションカメラ機能の対応もあり得るんじゃないかなと思います。
8.Split viewのiPhone対応
iPadでは2年ほど前にSplit viewと呼ばれる画面分割機能が実装されましたが、iPhoneでは未だに実装されていません。
iPhoneの画面サイズが全体的に大きくなったので、Plus端末とは特に相性が良さそうな機能ですので、期待しています。
9.bluetoothマウスをサポート
なぜかiOSでは昔からサポートされてないbluetoothマウス。(bluetoothキーボードは普通に対応しているんですけどね)
今は、スマホにbluetoothキーボードをペアリングして使う人やマウスを使う人もそうそう珍しくないので、対応しても良いと思います。
で、Appleでマウスといえばマウスジェスチャーですが、これに関してはノーコメント。bluetoothマウスをサポートするなら、対応してほしい所ですけど、うーん・・・。
10.Smart Conectorについて
普及しているのかよくわからないSmart Conectorですが、iPhoneに搭載されてもおかしくはないと思います。
iPhone用のSmart Keyboardが出るというわけではなく、Moto Zシリーズのようにモジュールが出ると思います。
なんで、Smart Keyboardが出ないと予測しているのかというと、LG G6しかりMoto Zシリーズもキーボードを出さないからですよ。まあ、モジュールでわざわざ合体させるのにキーボードを使う意義がないのはなんとなくわかります。
だって、iOSでもAndroidでもbluetoothキーボードがありますもん!
というわけで、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。ここに書いてある10の予測については、全て私が予測したものであって、公式の情報ではありませんご容赦ください。
最後に何故こんな記事を書いたかについてです。
「iPhone 10周年記念」でどんな機能やハード面での進化があるんだろうと考えていたからです。iPhoneの革新的な登場から10年、どんなふうな新機能が求められていくのかと考えていくにあたり、これを記事にしてみたら面白いんじゃないかなと思い今回の執筆に至りました。
まあ、妄想も大概にして、今年ある種の節目である9月に行われるであろうiPhoneの発表会を楽しみに待ちたいと思います。
(ちなみにこの記事だけで2507文字とかなりの大長編に・・・)