19年ぶりに世代交代。
Appleは、本日未明、iPod touch/iPhone/iPad向けに「iOS10.3」を正式リリースしました。このバージョンでは、iOS端末のファイルシステムが19年ぶりにHFS+からフラッシュメモリに最適化されたAFSへと変更されます。
また、新たにAirpodsを探す機能やSiri経由でのApple pay決済への対応、Siri経由での車の燃料の残量確認などができるようになりました。
アップデート対象端末
- iPhone 5
- iPhone 5c
- iPhone 5s
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6s / iPhone 6s Plus
- iPhone 7 / iPhone 7 Plus
- iPhone SE
- iPod touch 6G
- iPad 4
- iPad(2017)
- iPad Air
- iPad Air 2
- iPad mini2/3/4
- iPad Pro(9.7インチ/12.9インチモデル)
今回の対象端末は上記の端末。iPad(2017)は対象端末と書きましたが、既にインストールされた状態で出荷されています。
iOS10.3の容量は、656.2MBとやや多めです。ダウンロードとインストールには約25分前後かかりました。
今回は、ファイルシステムが置き換わることもあり、ダウンロードよりもインストール処理が長かった印象です。
今回のiOS10.3は、APFSへファイルシステムが変わり、APFSとHFS+の間ではファイルの互換性がない為、アップデートに失敗した場合は、全てのデータが初期化されるという大惨事になってしまいます。
アップグレード前に必ず、iTunesでバックアップを取りましょう。