廃部しかけの桜高軽音部!今月中に部員を4人集めなければ廃部が決まってしまう軽音部。そこに集まった4人の女子高校生たちが織りなす奇跡の学園ライフ!
というわけで、「けいおん!」の原作漫画のレビュー第1巻です。アニメを見ていると、初期の頃のお話の作画とアニメの同じ話の作画を見比べると違いにびっくりしてしまいます。
原作漫画は展開が早い
アニメと比較してみて、思ったことなのですが、原作マンガだと若干展開が早く進んでるような気がします。
例えば、2話では、原作では1日で決まってしまうものの、アニメだとバイトを複数回(最低2回)繰り返して、その数日後に楽器店でギー太購入という流れになっていて、かなりアニメオリジナルのエピソードが追加されています。
4話では、唯が打ち上げ花火とともにギターを弾くシーンが追加されています。因みに漫画6話の進級の話のように、アニメだと話そのものが削除されているものも存在します。(恐らくこれは尺の都合上で、特にアニメ1期は2年分のエピソードをアニメ12話にまとめようとしている為、一部の回が溢れだしてしまう為、やむなく削除したと思われます。)
作風がペターっと
アニメと違って、漫画は若干デフォルメ化されている面があるような気がして、丁寧な作画だったアニメ版より等身が低く見え、若干ペターっとした作風に仕上がっています。
なんとなく日常の初期の頃の作画やイカ娘の作画を思い出しながら読んでいました。
「けいおん!」1巻、アニメとはまた違った良さと温かみがあり、オリジナルの原作を読んでみて、アニメとは違った面白さがあると思いました。