「好きじゃないわよ！あんな奴！勘違いしないでよね！」
毛利小五郎探偵事務所の前に依頼人として現れた男は、外科医の男だった。だがしかし、男が外科医とわかったのは、コナンだった。
コナンの推理力を起点に、コナンは蘭を疑い始める。
というわけで、初めて「蘭がコナンの正体を疑った」事件です。以降も度々あります。（以下暗転で疑った事件です。）（プロサッカー選手脅迫事件、命がけの復活シリーズ、奇妙な一家の以来／疑惑を持った蘭）あ
今回のお話は、事件はあくまでおまけと言っても良くて、コナンの探偵スキルとまだまだ素の状態で推理してしまうコナンを疑う蘭の視点の事件です。
確かに、蘭の気持ちもわからなくないのですが、行動が大胆すぎるのと、コナンが杜撰すぎるのが、仇となり、なんと「コナン＝新一」にバレる一歩手前まで話が進みます。（阿笠博士のオジン臭い演技よって、今回は救われましたが・・・。）
何をやっているんだ・・・コナン。
おまけ
因みに、私はこの話を読んで、蘭の洞察力を理解したのですが、「蘭を敵に回してはいけないな」と思いました。現に、この話の蘭の洞察力は、後の事件にも生きてきてます。その最たる証拠が「ロンドン編」。この時は、コナンの正体を疑ってこそいませんでしたが、とにかく執念深さと洞察力が半端ないのが覚えています。（この時の蘭に恐怖していたコナンの反応を見て、本当にこれは探偵漫画なのかと思うぐらいです。）
