photo by Javier Domínguez Ferreiro
E3とは、Electronic Entertainment Expoの3つのEから略された「E3」のことを指します。それはつまり、ゲーム市場における世界最大の見本市。
しかし、我らが任天堂は、ここ数年インターネット中継を介して、ソフトウェアや新作ハードの紹介をしてきました。まずはその奇跡から振り返ってみましょう。
任天堂の軌跡を辿る
2004年のE3では、タッチパネルと2画面のニンテンドーDSを。
2006年のE3では、モーションセンサーを搭載した奇抜な入力デバイス「Wiiリモコン」で操作するWiiを。
photo by Javier Domínguez Ferreiro
そして、記憶に新しい2010年のE3では、3D映像に対応した新しいDS、ニンテンドー3DSを。
そして、E3 2012で発表された最も新しいハード「Wii U」では、コントローラーと画面を一体化した「Wii U GamePad」をリリースしました。
そして、2016年のE3では、任天堂が開発中のNXの最新情報について発表されますが、NXは果たしてどんなギミック路線になるのでしょうか?
VR路線?
Oculus RiftやHTC ViveのようなVRヘッドセットを、相次いでリリースしているIT業界。
以前に任天堂は、バーチャルボーイをリリースしており、VRや3Dの先駆けとして話題になることも。しかし、社長が訊くで話題に出している通り、マリオが出てこないゲームもあったり、赤と黒で表現されていたことまり、商業的には失敗と言わざるを得ないと思います。
岩田 つまり、ゲームのプラットフォームとして考えると。
宮本 そう、プラットフォームとして考えると、 それはもう、失敗しましたということになる。
(社長が訊く そういうわけで、ニンテンドー3DSはできた。vol.1 2.「宮本茂、バーチャルボーイを語る」より引用)
バーチャルボーイの可能性を引き継ぐ為に、今、フルカラー対応、フルHDで蘇るバーチャルボーイ2.0なんて出たら、非常に僕は嬉しいと思っています。
任天堂さん、本当にすみません。
出たとしてもですよ。ビデオ・ゲームとして、世に送り出す上で、VRヘッドセットとは、また別の本体ハードが必要となるはずですし、そもそもコントローラーをどうするかっていう話になります。(WiiリモコンのBluetoothのバージョンを上げて使うという手もありますが、空間認識が難しそう)
携帯ゲーム機と据え置きゲーム機の垣根を超えるゲーム機として
話を真面目な話題に戻します。(なんで入れたんだよ編集段階でカットしろよ)
ゲーム機をプレイする人間にとって、据え置き機(64やGCと言ったテレビに繋いで遊ぶゲーム機)と携帯ゲーム機(GBやDSと言った電池式のどこでも持ち運べるゲーム機)の2つがあることは、どうしても取っ掛かりがつくと思います。
なので、おそらく任天堂の新しいゲーム機NXは据え置き機・携帯機を両方出すゲーム機としてリリースされると考えられます。
それは、タブレットしてではなく、Wii U GamePadのように、コントローラーにディスプレイが埋め込まれ、簡単に持ち運べるファブレットのようなデバイスとWiiやWii Uのソフトを遊べるディスクドライブがあるハード機。そして、充電する為の端子(3DS/Wii UのものかUSB type Cが採用され、もちろんアダプタ付属で3DS/Wii Uとの互換は維持。ゲーブルはUSBに一本化。)
デザインとしては、Wii U GamePadに近くて、コンセプトとしては、iPadやMacbookのようなApple製品のようにアダプタを使い、USB type Cや3DS/Wii Uの端子都の互換性を保ちつつ、どこでも遊べるゲーム機だと思います。
そして、家では筐体とワイヤレスで接続され、Bluetoothを介してデータを同期。4K映像で描画される美しい映像とともにWii U Proコントローラーなどの標準的なコントローラーからWii U Game Pad、Wiiリモコンを使った本格ゲームを楽しむことができる。
さて、長々と話しましたが、これらはすべて私の予測です。どこのサイトも当てにしてないですし、任天堂関係者でもないです。
ニンテンドー64を初めて触った感動、Wii Uで受けたインスピレーション。その思いとともに私が信じる唯一無二のゲームメーカー任天堂を私は信じ続けます。
E3 2016で、任天堂は、何を仕掛けてくるのか、壇上の上で任天堂が魅せるものに、多大な期待を持って、E3を待ち続けます。