早いもので、もう1周年。
マイクロソフト株式会社は、現地時間3/30から開催中のカンファレンスイベント「Build 2016」でWindows 10の2回目のメジャーアップデート「Windows 10 Anniversary Update(開発コードネーム:Redstone)」をリリースすることを正式に発表しました。
Windows 10 Anniversary Updateの新機能
- Windows 10 Anniversary Updateの新機能
- Windows Hello API解放
- Windows InkとCortana
- Xbox One / Xbox One Eliteにも、UWPアプリが提供されるように。
- Windows 10にUNIX/Linux用シェル「Bash」をネイティブにサポート!
Windows Hello API解放
Windows 10では、指紋や虹彩と言った生体認証で、ログインすることができる「Windows Hello」 と呼ばれる機能が新たに追加されています。
Windows 10 Anniversary Updateでは、Windows HelloがサードパーティのアプリやMicrosoft Edgeで利用することができるようになります。
Microsoft EdgeでWindows Helloを利用する為には、そのサイトが予め対応している必要があります。
Windows InkとCortana
Windows 10 Anniversay Updateでは、Windows Ink APIがサードパーティにも解放されます。
また、仮想定規が実装され、地図アプリで使うと、Googleマップのように特定の距離感の距離を計測することができます。
また、Windows Ink APIが開放され、UWPアプリでの手書き入力アプリがサポートされます。
また、CortanaにもWindows Ink APIが搭載され、手書きメモを認識し、タスクとして登録することが可能になります。
Xbox One / Xbox One Eliteにも、UWPアプリが提供されるように。
Windows 10 アップデートがリリースされ、名実ともにWindows 10デバイスの仲間入りを果たしたXbox Oneですが、ようやくUWPアプリに対応します。
これにより、PC、スマートデバイス、Xbox、3つのアプリでコードに改良を加えることなく同じアプリを開発することが可能になります。
Windows 10にUNIX/Linux用シェル「Bash」をネイティブにサポート!
Visual Studio CodeのLinux対応と良い、最近のMicrosoftはLinuxに優しいですね。
MicrosoftとCanonicalが協力して、コマンドプロンプトでBashがネイティブでサポートされ、Linux / Unix用のコマンドがコマンドプロンプトでも使用できるようになります。