田舎町に住むキキは、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子でした。少女は古くからのしきたりに従い、修行を積む為に、箒とラジオとジジとともに海向こうの街コリコでグーチョキパン店に住み、宅急便として働くようになる。
時には、森の底に落ちたり、時には、嵐の中を飛んだり…。喜怒哀楽に溢れた魔女の宅急便の物語が幕を開ける。宅急便としての勤めを果たしているとある日、キキは魔法の力を失ってしまう。
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というわけで、スタジオジブリ4作目「魔女の宅急便」をレビューしたいと思います。パン屋に住むことになったキキは、宅急便としての仕事をこなし、出会いとともに成長していきます。
時におスミさんに、時にウルスラに支えられ、魔女として人として成長していく彼女。彼女が運んだのは、荷物だけではなく人と人との思いと、魔女として人として過ごしていくかけがえのない時間なのかもしれませんね。
ちなみに、作中に出てきた鰊と南瓜の包み焼きは、クックパッドにもレシピが掲載されています。俗にいうジブリ飯の再現レシピですね。
魔女の宅急便の舞台のモデル
ちなみに魔女の宅急便の舞台のコリコは、実在する場所ではなくスウェーデンのストックホルムとウィスビーをモデルにしているとのことです。
ストックホルムは、スウェーデン最大の都市で、水の上に浮いているような都市景観から、「北欧のヴェネツィア」とも言われています。
ヴィスビュー(Googleマップではビスビュー)は、ゴッドランド県・市双方の中心的な町で、バルト海最大の島であるゴッドランド島に位置しています。