一昨年の8月、USBの新しい規格、USB 3.0の後継規格「USB3.1」が策定されました。
転送速度の向上はもちろんですが、それ以外にも新たな目玉がUSB3.1にはあります。(AppleとMicrosoftの特許とかじゃないですよ)
その名は…USB Type C!表裏関係なしのリバーシブル規格です!
USB3.1 Type Cの仕様
早速、超万能規格USB 3.1Type Cについて解説していきます。(USB.orgを見ればいいとかAppleの公式サイトを見ればいいじゃんとか言うな)
USB 3.1 Type Cは、リバーシブル規格でその名の通り、表裏どちらの面でも挿しこむことができます。
最大データ通信速度は、10Gbpsで、USB3.0の5Gbpsと比較しても大幅に飛躍していることがわかります。
今年3月には、Macbook Early 2015にUSB 3.1 Type Cポート(とイヤホンジャック1基)が搭載され、大きく話題になりました。
従来のUSBとは後方互換もある為USB-C - USB アダプタを用いることで、多くのUSBを使うハードウェアはそのまま使うことができます。(ただし一部動作しないハードウェアあり。)因みに、HDMIやEthernetのアダプターも発売されているので、安心ですね。
また、Appleでは、USBが足りないと思った人のために、ハブを販売していて、サードパーティもまだ数は少ないですが発売しています。
これで、便利なUSB Type Cライフを満喫できますね。
補足説明
因みに、Surface 3やChromebook PixelにもUSB type Cが搭載されていますが、もちろんMacの純正変換アダプタもそのまま使えます。
USB 3.1 Type Cで、シンプルかつ使いやすく、拡張性の高いPCライフを満喫してくださいね!
USB Type Cの可能性(2015.12.6追記分)
さて、ここまでUSB Type Cの魅力について書いてきました。
思えば、Lightningケーブルでリバーシブル規格が登場した時も、話題にこそなりましたが、ケーブル自体はそこまで普及しなかったんですよね。(チップ認証問題*1のせいもあると思いますが)
USB Type Cは、MicrosoftのLumia 950やGoogleとLGのNexus5Xなどと言った大手メーカーが率先して、スマートフォンに搭載していて、認証チップも必要ないので、そこまで導入の負担は重くはなさそうですね。
因みに…
最近リニューアルされて、私も今まで数多くの記事からインスパイアを受けたキリカさんのガジェットショットで、Macbookの長期レビューをなされていたので、この場を借りてご紹介させていただきます。
キリカさん、いつもありがとうございます。そしてこれからも頑張ってください。
(追記)2015.12.6 指摘を受け、タイトルを差し替え、追記しました。