今回、乗車するのは柿26系統、市が尾駅→若葉台駅です。またしても、1日1本の免許維持路線です。
柿26系統は、市が尾駅から右折し、柿生駅北口を経て、その後左折し、更に右折し、若葉台駅へと至る路線です。乗換駅がない東急田園都市線の駅と、京王相模原線の駅を結んでくれるので、とても便利です。
ちなみにこの路線はいくつか特殊な点を持っています。
まず、1つ目は、神奈中バスが乗り入れる東急田園都市線の駅で、最も東端であることです。
2つ目は、系統番号の頭文字が起終点どちらでもないことです。通常なら「上32」「船37」のように起終点のどちらかの頭文字がついているのですが(神奈中の場合通常なら規模が大きな駅)、この路線の場合は、市が尾でも若葉台でもない柿生が付随されています。
3つ目は、このバスの区間便が別のバス会社によって運行されていることです。その区間便とは柿23のことで、小田急バスと東急バスが運行しており、神奈中は参入していましたが、撤退し、柿26に統合されました。
元々、運行していた柿23の関連系統という意味で付随されたのでしょうが、神奈中で起終点ではない駅の頭文字が系統番号に使われるのは非常に稀有ですね。
この系統が免許維持である理由は、おそらく柿生~若葉台の利用者が乏しいことでしょうね。市が尾から柿生は、そこそこ乗車してくる人がいましたが、柿生から若葉台は、殆ど乗車してくる人がいませんでした。