20周年特別記念のカラー再現!新一vs100台以上の携帯電話!脅威の動機とトリック続きの「緋色の探偵のエピローグ」事件、そして灰原VSコナン、啀み合うコナンにバチが当たった「悪魔の声の正体」殺人事件と、ゼロの兄ちゃんと一緒に読み解く「ハーブティは死の香り」事件と、緋色への序章、そして最後のピースを埋める重要な事件「バーボンの謎を解くピース」事件の4つの事件を収録。
青山先生は、どこからこういうことを思いつくんですかね・・・(File3.凧揚げ大会のことです!)
緋色の探偵のプロローグ
84巻 File1 緋色の探偵
84巻 File2 ピンク色の回答
この事件の冒頭は83巻に収録されています。堂々の解決となりましたが、ここ最近でもかなり無理があるトリックの1つじゃなかったでしょうか・・・これは。ニット帽にスマートフォンを差し込むって・・・。
でも、事件自体はとても面白かったですし、ナマコ男の携帯ストラップの伏線が回収されたことがびっくり。(伏線じゃないと思いますけど)
悪魔の声の正体
84巻 File3 凧揚げ大会
84巻 File4 盗聴男
84巻 File5 悪魔の声
最後の灰原が描きたかっただけなんですよね!青山先生!
と言わんばっかりに素晴らしい笑顔だった灰原のラストが本当に素晴らしくて早くアニメでみたいお話の一つになりました。そんなことよりもコナン君の顔と歩美の反応・・・実際にジン見たらこういうこと言い出すんだろうなぁ・・・
トリック自体が久しぶりに原始的だと思った事件の一つでもあります。
ハーブティーは死の香り
84巻 File6 ギスギスしたお茶会
84巻 File7 ゼロ
84巻 File8 高速の飛沫血痕
なんていうかあまりコナンにないタイプのお話でしたね。視点が次々と切り替わったり、科学要素を取り入れつつも、安室に関する過去についてもちゃんとじっくり触れていたりと。
ちなみにトリックのブルーマロウは漫画だと分かりづらいのですが、Youtubeにわかりやすい動画がありましたので、そちらを見ていただけるとわかりやすいです。
バーボンの謎を解くピース
84巻 File9 最後のピース
84巻 File10 僕の日本から・・・
84巻 File11 バーボンの追求、緋色の序章
前回のハーブティ事件からの連続で、コナン・FBIVSバーボンという構図が終始広がっている事件です。
そして、コナンが安室の正体に気付きます。ここで、注目なのが安室がもしも公安警察官からのスパイだったとしても、同じスパイの水無玲奈とは違ってかなりFBIに執着を持っているようで、そこからの動きがまた面白くなりそうですね。
事件1つ1つの切り替わりが目まぐるしい巻でしたね。新一→探偵団→組織というローテーションは珍しいかと。それだけ20周年に思い入れがあるということなんでしょうね。次巻も期待しています。