あまり知られていませんが、MacにはPS4のコントローラー(以下、DUALSHOCK4)を使う手順が標準で用意されています。今回はそれについて解説します。
有線接続
用意するもの
- DUALSHOCK4
- USB Type CをUSB-Aに変換するアダプタ(今回はAnker製のアダプタを使用します)
- Micro USBケーブル(PS4に標準で付属しているものと同様のものを推奨)
※USB Type CをUSB-Aに変換するアダプタは、一部のMacではUSB-Aポートが搭載されているので、必要ありません。
まずはケーブルを使い、DUALSHOCK4を接続します。
そうするとDUALSHOCK4のコントローラーにあるライトバーがピンク色に変色するので、そうしたらMac側でDUALSHOCK4が正しく認識されています。
Steamで使うには、SteamClientの[Steam]から個人設定をクリックし、そこから設定画面が開きます。
一番下の[コントローラ]から[一般のコントローラ設定]をクリックします。
その後、出てきた画面で「PlayStationサポート」のチェックボックスにチェックを入れれば使えるようになります。
ライトバーが水色になったら、SteamのクライアントもBig Pictureモード限定でDUALSHOCK4で動かせるようになります。
ただし、DUALSHOCK4をSteamで動かす時には、デフォルトだと○と×が反転している状態なので、PS4と同等の挙動にしたい場合は、設定を変更する必要があるということだけはご注意ください。(PS5のDUALSENSEと同一仕様、海外ではこういう仕様です。)
無線接続
DUALSHOCK4コントローラー
※Bluetoothは2021年9月現在、ほぼ全てのMacに搭載されているので、搭載の有無を心配はありません。
まずは、PSボタンとShareボタンを長押しします。
そうするとライトバーが白く明滅するので、Macの環境設定を開き、DUALSHOCK4 Wireless Controllerを選択して、接続します。
無線接続時の注意事項
ただし、自分の環境のSteamでは無線接続したDUALSHOCK4は動作しなかったので、これ以上はアナウンスはしません。(非公式のソフトを使ったりする方法なので)
有線接続時には安定して接続できるので、無線接続ではなく、有線接続での使用をおすすめします。
参考
AppleサポートにもiPhone・iPadで接続する方法を含めて解説されているので、そちらもご覧ください。
あくまで無線接続はiPhoneとiPadで使う方法がメイン主だと思うので、Macでの期待をするならくどいようですが、有線をおすすめします。
なお、DUALSHOCK4コントローラーは現在生産を終了していますが、後継のDualSenseコントローラーでも接続方法は概ね同じです。