戦いが終わり、虚しさがその場を制圧した。
起きたサーバルは、かばんがサーバルに食べられたことを受け入れようとせず、諦めようとしないサーバルは自発的に行動を起こそうとするが、ハンターとして何回もセルリアンに食べれられてきたヒグマはそれを制止しようとする・・・。
だがしかし、突如としてかばんがいないと喋らないはずのラッキービーストが喋り出し、かばんの救出を決意したサーバルとヒグマは黒いセルリアンへと立ち向かうが・・・。
反撃の狼煙
ラッキービーストは突如として喋りだしました。その理由は「フレンズの緊急時のみ干渉できる」からだそうです。
そして、ラッキービーストはこう告げます。「サーバル、3人での旅楽しかったよ。」と。
楽しくないわけがない。だって、僕から見た君たちは最高のフレンズだったからです・・・。
まだ見ぬ冒険への不安、そして戻らない記憶と正体、それでも楽しく大冒険する3人の姿を・・・。そんな日常を取り戻すため・・・。
フレンズ
無謀だとわかっていても、それでも戦う理由がある。それはかばんを救う為に。だけど、そんな理由を嘲笑するかのように残っていたのは見慣れた鞄・・・。そう、かばんの鞄が・・・。
ダメだよ!まだかばんちゃんが!かばんちゃんが!!ねぇ!!かばんちゃんを返して!!返してよ!!怖がりだけど優しくて・・・困っている子のためにいろんな事かんがえて・・・頑張りやで!一緒に行きたいところも!うぅ~!返してよ!!
ああ・・・。ダメだ・・・。涙腺が・・・。
かばんの為に必死に戦うことを訴え続けたそのサーバルは黒セルリアンにしがみつきますが・・・。その時・・・
博士と助手、そしてアライさんやフェネック、オグロプレーリードッグ、スナネコをはじめとするフレンズが・・・。
王道展開だけど、熱い。フレンズとの絆により弱体化した黒セルリアンにヒグマの渾身の一撃でトドメを指しますが、しつこくまだやられない黒セルリアンでしたが、1話のセルリアン退治の時と同じく紙飛行機で誘導し、紙飛行機につけた火で無事に黒セルリアンを倒すことに成功します。
フレンズからヒトへ。
そして、かばんが無事に帰り、フレンズ化は解除され、ヒトへ戻ったかばんは1話と同様「食べないでください」「食べないよ」の掛け声をして、無事に終わり・・・。
そして、黒セルリアンを倒すのに犠牲になったラッキービーストは・・・。
形は違えど
ラッキービーストはレンズ型の明滅するパーツとベルトのみが残存し、それ以後かばんの腕に装着できるウェアラブル端末に改造され、形は違えどパークガイドロボットとしてこれからもサポートするようになります。
今日のアライさん⑨
アライさんがかばん泥棒を見つけた理由・・・。サバンナちほーの帽子に残っていた体毛からかばんがフレンズ化し、その場に居合わせたアライさんが勘違いしていたと・・・。
アライさん・・・
サーバルとラッキービースト
ラッキービーストとサーバルが喋ったことを信じないのですが、「うー!がおー!」「食べないでください(棒読み)」の流れをすると、確かにサーバルに向けて「食べちゃダメだよ。」と・・・。
奇跡
ホログラム映像から投影されたのは、ミライさんのメッセージでした。
結局、パークから職員は出ていったものの、出会えたことについて。そして、この島で出会えた奇跡について感謝をしていると。
島の外へ
木登りもできるようになり、ご飯の探した方も安全な眠り方も教えてもらったかばんは、サーバルをはじめとする多くのフレンドにわかりを告げ、いよいよ島の外へヒトの縄張りを探しに出かけます。そして…ジャパリパークを背に向け、かばんは旅立ちます。
キコキコ・・・キコキコ・・・え?
ぼくのフレンド
ゴコクエリアへと向かい、新たな旅が幕を開けます。そう、これはまだ序章に過ぎないのです・・・。
そう、後ろにはサーバルをのせた船がいたのだから。今まさにサーバルとかばんの新たな旅が幕を開けます・・・。
そして、最後に新たなフレンズ「マイルカ」と出会い、フレンズになろうとするところで物語は幕を閉じます。
短期集中連載となったけものフレンズ感想もそして、また一旦ここで筆を降ろさせていただきます。
記事を書き始めた当初は1000文字超だった感想もかなり密度の高い感想記事へと日々進化していきました。
そして、何より記事を書いていく中で、多くの魅力的なフレンズたちとの出会いが彩っていた素敵で楽しい物語に夢中になっていき、けものフレンズという作品に惹かれていき、私のなかでいつしかかけがえのない作品になりました。ありがとう、けものフレンズ。