組織のNo.2「ラム」疑惑の人物どうしがいよいよ交差する！
謎の人物の正体が明らかになり、少しずつ新たな恋物語の予感がする「3人の探偵と百人一首」事件の解決編と、ふとしたメッセージから大事件に発展してしまう「妃英理誘拐事件」と、謎めいた2人が交差し、久しぶりに弓長警部も登場した「隻眼のマッチアップ」事件と、まさかまさかの沖田総司登場！「二人の浪花剣士」事件の4つの事件を収録。
蘭姉ちゃん、ガラケーでLINEって…
3人の探偵と百人一首
93巻 File.1 待ち合わせは喫茶ポアロで
93巻 File.2 喫茶ポアロで謎解きを
堂々の解決編です。シリーズ1話目は92巻に収録されています。殺人事件かと思いきや、未遂だったり被害者からまさかの電話が来て犯人に喝が来たりと・・・。
そして、錦座のイルミネーションを見に行った蘭と和葉は、結局待ちぼうけを食らう羽目になってしまいましたが、蘭なりのアフターフォローがあってハッピーエンドになってよかったです。
そして、赤井さん似の謎の男の正体は、伊織無我さんでした。映画でも大活躍でしたね。
おまけ：安室サンドについて
93巻 File.2で蘭と和葉が聞いてた男性と女性の会話の中で、サンドウィッチがおいしいとの台詞がありましたが、これ実は純黒の悪夢プレストーリー「安室に忍び寄る影」で出てきた通称・安室サンドが逆輸入されたものです。
コナンカフェでもメニューとして発売されているのはもちろんのこと、クックパッドでも非公式再現レシピが公開されていたりとかなり話題になった逸品です。1回食べてみたいです・・・。
妃英理誘拐事件
93巻 File.3 英理、増殖す
93巻 File.4 英理、万事休す
93巻 File.5 英理、SOS
とうとう漫画の段階で伏せるようになりました・・・。というわけで、LINEもといメッセージアプリ誘拐事件です。
公式でもたくさんスタンプ出ているので、今までLINEが本編に出てこなかったのは違和感がありましたが、恐らく今回だけなんでしょうね。（映画だけなら異次元の狙撃手で一応描写はあります。）
久しぶりに蘭がコナンの正体を疑う事件で、コナンがとうとう躍起になり始めて、自重しなくなり、結局とっさの判断でごまかしましたが、本当危ういなぁコナン。
そして、何よりメインの事件はとことなく昔のコナンを彷彿とさせる緊迫感溢れるストーリーと謎解きのワクワク感が素晴らしいです。まさか「、」と「，」がキーになるとは・・・。
コナンと蘭も活躍して、小五郎と英理も良い結果になって、個人的に裏切りシリーズと並んでここ数巻の中でかなりの名作だと思います。
隻眼のマッチアップ
93巻 File.6 ディップオフ
93巻 File.7 ヴァイオレーション
93巻 File.8 ブザービーター
とうとう、若狭と黒田管理官が邂逅を果たす事件。
この2人がラムなんだとは思いますが、結局そうじゃないというパターンもあり得るわけで。（ベルモット編の赤井がそうでした。）
久しぶりの弓長警部登場事件（原作だとなんと憎しみの青い火花以来なので10年ぶり）ですが、とことなくコナンの意見に耳を貸し、意見を肯定してくれる優しさも持ち合わせているので、刑事キャラの中では今後も頻繁に登場して欲しいキャラです。（赤白黄色と探偵団での説教が印象強くて沖矢の正体が吹っ飛んだのも印象的です。）
二人の浪花の剣士
93巻 File.9 今日こそ決着を
93巻 File.10 手ェ出さんとき
93巻 File.11 ここで会うたが・・・
またしても服部平次登場です。世良や安室と違って、やっぱりライバルキャラとしての立ち位置を引き立ててくれるのが平次のいいところですね。（まあ、今回だけになるかもしれませんが）
いよいよYAIBAから沖田総司と鬼丸猛が登場しましたが、2人ともそれぞれ良いキャラしてますよ。
93巻発売日はまじっく快斗5巻の発売日なわけですが、YAIBAは全く見たことがないので、読んでみたいと思うキッカケの事件にもなりました。
っていうか、沖田君、こんなにガッツリ絡むの？
そして何より何より、1番驚いたのがこの事件の担当が佐藤＆高木コンビだったことですｗ
コナンと蘭、そして世良と赤井に次いで、好きなコンビではありますが、刑事としてのみならず、恋愛沙汰にも茶々をいれるあたり佐藤刑事らしいなあと。（昔は由美さんもいたけどもう太閤名人とゴールイン手前だから・・・）
