ノートブックだけがMacじゃないのです。
米TechCruchは、本日ティム・クックCEOが従業員に向けたメッセージとして「Appleのロードマップには素晴らしいデスクトップ製品がMacがある」と明らかにしたことがあると報じました。
「デスクトップ型Macはどうなっているのか?」に対して前向きなコメント
TechCruchによると従業員からの「同社のデスクトップ型Macの戦略はどうなっているのか?」の問いに、クックCEOは、「一部のメディアはAppleがデスクトップ型Macに対して熱心かどうか懐疑的だが、心配ない。我々のロードマップには素晴らしいデスクトップ型Macがある」とのコメントを明らかにしたそうです。
このデスクトップがiMacなのかmac miniなのかは具体的に明示されていませんが、今年メジャーアップデートが行われたMacbook Proファミリーと比べて、iMacはRetina 4K / 5Kディスプレイモデルの登場以外、ここ数年iMacに大型アップデートは行われておらず、今年に至っては期待されていたKaby Lake搭載の新型iMacすら発売されていません。
しかも、その間にライバルであるMicrosoftは、自社初のiMacを明らかにした一体型デスクトップPC「Surface Studio」を発表しており、Appleに対しては非常にまずい状況になっているのは確かです。
また、Mac Proも奇抜なデザインで注目を集めた最新モデルの発売から3年が過ぎていますが、新作モデルは未だにリリースされておらず、こちらの可能性もあります。
2014年は、新型Macbook(実質上のリブランドになってますが)が発売、今年2016年には新型Macbook Proが発売され、大きく変化したMacを取り巻く環境ですが、ここ数年の変化といえば、去年2015年のRetinaディスプレイモデルの登場や2014年に新型mac mini登場のみと寂しいものになっています。
ポリカーボネートの初代のiMacを未だに魅力的なプロダクトだと感じている私ですが、ノートブック製品のみならず、デスクトップ製品にも力を入れてほしいところ。