任天堂は、Nes Classic Editionを正式発表しました。このNes Classic Editionは、本体にファミコン(Nes)タイトルを30本収録しており、Wiiリモコン拡張コネクタを2基装備しているNesの新型です。
Nesって何?
さて、Nes Classic Editionについて、Nesについてお話します。
Nesは、海外向けに仕様変更されたファミリーコンピューター(ファミコン)のことで、カセットのピン数がファミコンの60ピンから72ピンに変更されている他(この変更によりファミコンとNESの間にカセットの互換は存在しません)、ディスクシステムやマイク付きのⅡコントローラーは発売すらされていません。
コントローラーもファミコンから変更されており、Nes GamePadと呼ばれるパッド状のコントローラーが登場しています。因みに、Nes GamePadのGamePadの名前は、同じくパッド上のコントローラーを採用したWii U GamePadにも流用されています
Nes Zapper(光線銃型コントローラー)などの拡張できるコントローラーも発売されております。SplatoonのN-ZAPシリーズの由来はここからですね。
オリジナル版「Nes」からの変更点をチェック!
Nes Classicの変更点は、3点あります。
まず、1つ目は、映像出力の変更、オリジナルNesがRF端子を採用していたのに大して、Nes Classicは、HDMI端子を採用しています。この変更は時代の流れなので仕方がないです。
2つ目は、コントローラーの入力端子。Wiiリモコンのヌンチャク・クラシックコントローラーなどを差し込むことができた拡張端子に変更されています。
この変更により、NES ClassicコントローラーとWiiクラシックコントローラーは互換性を保つことができ、Wiiリモコン下部の拡張コネクタに差し込むことで、Nes Classicコントローラーをクラシックコントローラーとして使う事が可能です。
最後に、3つ目。これが一番大きな変更点です。
Nes Classicは、スーパーマリオブラザーズ、メトロイド、ファイナルファンタジー、バルーンファイト、光神話パルテナの鏡などの合計30のNesタイトル(日本未発売含む)が収録されています。
特に、Startropicsは、任天堂の代表取締役技術フォロー・竹田玄洋氏がディレクターとシナリオを担当している日本未発売タイトルです。
ソース:Nes Classic、経由:Engadget Japanese