レノボ参加のモトローラ・モビリティは、本日新型スマートフォン2機種「Moto Z」「Moto Z Force」を正式発表しました。
Moto ZとMoto Z Forceのスペック
Moto Z / Moto Z Force5.5インチのAndroidスマートフォンです。
OSには、Android 6.0.1を採用し、SoCにはQualcomm Snapdragon 820を採用しています。ディスプレイには、AMOLED(2560x1440)を採用しており、メモリは4GBで、端子は、USB Type Cを搭載しており、裏表関係なく差し込むことができます。この他にも、IEEE802.11 a/b/g/n/acとBluetooth 4.1 LEに対応しています。
また、前面部分には指紋センサーを搭載しており、ロック解除に指紋認証を使うことなどが可能です。
背面カメラの画素数は前面が両機種とも500万画素、背面がMoto Zが1300万画素、Moto Z Forceが2100万画素となっております。
また、バッテリー容量は、Moto Zが2600mAh、Moto Z Forceが3500mAhとなっております。
スペックを見て分かる通り、Moto Z Forceのほうがスペックとしてはやや高いです。
背面にペタッと。「Moto Mods」
(モトローラ公式HPより)
Moto Z / Moto Z Forceには、iPad Proで採用されているSmart Connectorのような背面のものが搭載されています。実はこれ、「くっつく」んです。
Moto Z / Moto Z Forceには、「Moto Mods」と呼ばれるLG G5のような機能拡張ができるモジュールが存在します。
例えば、JBL社の「Soundbooster」と呼ばれるスピーカーモジュールを取り付けて拡張する事もできます。
シェルカバーモジュールだったり、プロジェクターモジュールなんてものも用意されています。
モトローラは、Moto Modsを詳しく説明する動画も公開していますので、併せてどうぞ。
モジュールの仕組みについては、今回は特に明言されていませんでしたが、潤沢なスペックのMoto Zシリーズと、多種多様ユニークなMoto Modsモジュール、見ているだけで面白そうなので、ぜひとも日本でも発売して欲しいです。
因みに、Engadget Japaneseの取材に対して、スマートフォンビジネス担当副社長のティーリン・イー氏は「日本市場には積極的に取り組みたいと思っている。我々は既にNexus 6を投入し、Moto G3/G3 Turboも既に販売をしている。我々は日本市場にMoto Zを投入する計画を持っている」と語っています。
Moto Z / Moto Z Forceは、まずは米国のベライゾン社から「Droid Edition」として発売され、9月からグローバルモデルが発売開始されるとのことです。