Google I/O、楽しんでおられますか。
現在2日目の今年のGoogle I/O、今年はAndroid Nのコードネーム募集、Android Wear 2.0、DayDream、Google Homeなど盛り沢山の情報がたくさんあります。
しかし、それらハード面・ソフト面以外に、今年は「Google I/Oの会場が8年ぶりに変更された」という例年とは違った注目点もあります。
今回は、何故Google I/Oの会場が変わったのかについて解説していきたいと思います。
Googleの会社運営の方法が変わった
今年のGoogle I/Oは、Googleの組織運営が大きく変わってから初めてとなるGoogle I/Oとなります。
Googleは、昨年夏(2015年8月10日)に、各事業に注力する為に、Alphabet Incという新たな会社を設置しました。
CEOにはGoogleの共同設立者であり、「ラリー・ペイジ」氏と「セルゲイ・ブリン」氏がCEO及び社長職を努めており、2015年10月2日に再編が開始し、正式にAplhabet社として躍進してきました。
そして、これに伴い、Google本体のCEOも「サンダー・ピチャイ」氏に変更となりました。
今回のGoogle I/Oは、Googleの組織運営体制とCEO変更後の初のGoogle I/Oの変更ということもあり、史上初の屋外開催・開催地変更などといったことがあっても不思議ではないです。
因みに、去年2015年までのGoogle I/O開催地は、「モスコーンセンター」で、AppleのWWDCもここで開催されており、去年のApple Special Eventのビル・グラハム・シビック・オーディトリウムが近くにあります。
今年の場所
さて、前置きが長くなりましたが、ようやく本題の今年のI/Oの開催場所の話に。
今年のGoogle I/Oは、「ショアライン・アフィシアター」で行われました。Googleplex(Google本社)からは600mの場所にあります。
ここのTripadvisorを見る限り、ここはどうやら「コンサート会場」としてよく使われている場所のようです。カンファレンスの場所としては、異質かもしれませんが、オープンさは、十分伝わるかもしれませんね。
CEOが変わり、会社周りも変わった「Google」の年1回のイベント「Google I/O」。例年よりオープンになり、斬新なアイディアは、いかにもGoogleらしいなと思いました。
いよいよ、明日3日間に及んだGoogle I/Oは幕が降ろされます。Google製品とAndroidの未来について語る最高のイベントに改めて、感謝と祝辞の言葉を送りたいと思います。