気持ちに嘘をついていて、笑顔を隠していた・・・けど。それでも前に進むしかないんだ。
今回の音楽レビューは遊戯王Arc-V5代目ED空想委員会の「ビジョン」です。因みに、遊戯王5D'sのAlice Nineの「CROSS GAME」以来およそ8年ぶりとなるキングレコードから発売される遊戯王の楽曲となります。
暗い曲…かと思いきや。これからの展開とマッチした絶妙な展開
遊戯王の楽曲といえばカードゲームアニメなので、基本的に明るい曲が多いのですが、時折展開に合わせた暗い曲もあり、絶望感をそそります。
この曲は、暗い曲・・・かと思いきや、葛藤からの脱却を「仲間」「笑顔」と言った希望にあふれる「ビジョン」で照らす1曲に仕上がっています。
絶望や葛藤の出来事があっても、その先にあるのは悲しみや怒りだけではなく、笑顔や仲間と言ったずっと描いてきたビジョンなのかもしれませんね。
この曲のタイアップ先の遊戯王Arc-Vで4月から描かれているエクシーズ次元も同様で、絶望の危機に瀕した都市から笑顔や仲間を取り戻す展開が描かれており、展開に非常にマッチした楽曲に仕上がっていると実感しております。
空想委員会さんの両A面シングル「ビジョン/二重螺旋構造」は、好評発売中です。