Multi Style NX

次世代のグローバルスタンダードのブログへ。PC・ガジェット・ゲーム・アニメ関係の話題を中心に取り上げています。

名探偵コナン85巻感想&レビュー

絶体絶命!FBI、コナン・赤井不在に黒の組織の一員バーボンが動き出す・・・そして、未だ消息不明の赤井秀一への糸口を見つけ、工藤家に向かい、立ち会った人物とは…?ついに「明かされる緋色の真実」とは…?

そして、羽田秀吉への挑戦状!?由美救出作戦の為、歴史と将棋駒の事件「首なし棋士の罠」事件と、蘭と世良の距離感接近!?蘭は世良ちゃんと呼べるのか!?「プールに沈む死体とガラス」事件の3つを収録。

お願い、有希子さんやめて…読者の優作さんのイメージが変わっちゃう…!!

明かされる緋色の真実

File1.緋色の疑惑 File2.緋色の尋問 File3.緋色の真相 File4.緋色の帰還 File5.緋色のエピローグ

堂々のバーボン編完結です。大型の組織編で恐らく、初めてジンが本筋に大きく関わってこないだけあって、終始安室VSFBIの84巻終盤からの構図がそのまま継続されています。

安室さんの本名は「降谷 零」ですか…古谷徹+アムロ・レイの言葉の入れ替えで、一瞬でわかりましたが、本名がわかると元ネタがわかるっていうのもなかなか面白いですね。

てゆうか赤井さん、料理するんだ…。映画で使ってたタブレットで調べてるんですかね…想像したら案外シュール…

首なし棋士の罠

File6.封じ手 File7.王手 File8.禁じ手 File9.妙手

サンデー掲載時に900回じゃないのに組織編じゃないと波紋を呼んだシリーズです。

確かに、直接黒の組織は、関係していませんが、羽田=世良の次男という伏線が回収されたので、一応間接的ですが、関係はしています。

事件的には、こうやって探しまわって、暗号解決というスタイルは、初期のコナンを彷彿させるスタイルで、面白かったですね。人質・暗号という点では「揺れる警視庁1200万人の人質」を彷彿とさせてくれましたし…佐藤と高木の関係がほぼ完結してしまっている以上、なかなかあそこまでの長篇はやってくれないでしょうが、いずれまた是非ともやってほしいものですね。

プールに沈む死体とガラス

File10.プールに沈む死体 File11.沈むガラスの破片

やったー!水着回だー!何年ぶりだー!青山先生ありがとう!

なんて、心のなかではしゃぎましたよ…本当に。本当に何年ぶりなんでしょうか…たまには、事件と関係なく、楽しいイベントが欲しい回もあってほしいものです。事件としては、「お金で買えない友情」の蘭版としてストーリーがあるように見えますね。

容疑者にクセがある久々の事件として、見ていて、楽しい事件ですね。恐らく、吸血鬼の事件以来でしょ…ここまで凄いのは。


ついに、来葉峠の謎が解明されて、60巻から続いたバーボン編がようやく完結しました。久しぶりに、FBI視点の話がガッツリ見れて、世良関係も見れて、そして本庁の刑事恋物語までで、ボリューム満点の巻でした。