「プライベートアイ…探偵ですから。」「探偵!?」
沖矢昴に世良真純…様々な新キャラの中の正体の中でバーボンは一体誰なのか!?、そんなコナンの前にまたしても一人の探偵が現れる!…その名は颯爽と現れた「安室透」。
立体的な連続殺人ミステリー「毒と幻のデザイン」事件の解決編とザッピング被害にあっている小五郎を慕っているおばあちゃんと遭遇した「偽小五郎の名推理」事件、やっぱり気になる千葉刑事の初恋の行方シリーズ「赤い油性のシュウ事件」、またまた難解そうな「双子」がキーワードの「謎の探偵と運命のネイル」など今までと一線を画する事件が収録された75巻!
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毒と幻のデザイン
「死ぬほど見とったから…ゲシュタルト崩壊してもうたんや!」
75巻 File1「奥様の告白文」 75巻 File2「親子の間の錯視」
解決編。バームクーヘンの位置や腕時計などの位置が論点となっていましたね。バームクーヘンの位置あたりは怪しいとは思っていましたが…当たっているとは。
事件自体はもう少し長く続き、赤馬の事件みたいな展開かと思っていたんですけど、案外早く終わって、久々の「あれれ~」も見れて満足。和葉の告白は不発に終わってしまいましたが、ちゃんと告白できるといいね、和葉!
偽小五郎の名推理
「犯罪解明のプロである…毛利探偵に推理してもらおうじゃない?」
75巻 File3「小五郎さんはいい人」 75巻 File4「本物の眠りの小五郎」 75巻 File5「偽小五郎の名推理」
頻繁にTVのチャンネルを回す行為を「ザッピング」っていうらしいです。自分は今まで知らなかったのですが、トリミングとかその類と同じでびっくりしました。
話自体は世良の出番がもうちょっと欲しいなって思いましたけど、久々の佐藤刑事に満足でした。新一や小五郎がピンチの事件の時に佐藤刑事が絡むのはもはや定番ですね。
赤い油性のシュウ事件
「いいじゃないですか…かくれんぼぐらい。ウチにもそのぐらいの年頃の娘がいてね…遊びたい年頃なんですよ。」
75巻 File6「千葉刑事の初恋の人」 75巻 File7「覚えてませんか?」 75巻 File8「君ってもしかして…」
ついに青山先生が痛車に手を出しました。サンデーがジャンプやコロコロなんかよりは年齢層が高いのはわかると思うんですけど、これが近々夕飯時に流れると思うと胸が熱いですね。
事件は佐藤刑事が絡んでくるのかと思いましたけど、あまり深く関わりはしませんでしたね。それにしてもまさかのオチ担当とは。
三池さんと千葉の恋の行方はまだまだ続きそうで楽しめそうですね。
謎の探偵と運命のネイル
「こいつは初音と密会していた恋人なんだよ!!」
75巻 File9「プライベートアイ」 75巻 File10「遺伝子情報(ゲノム)」 75巻 File11「炎へと回帰する運命」
一見普通の事件なんですが、そこからとんでもない展開に結びつく事件。新キャラ探偵「安室透」の登場でバーボン編もようやくひとつの集約点へとたどり着きそうで何よりなんですが、これって「安室=バーボン」だったらスパイってことになるんですよね?だとしたら非常にまずい展開…
事件自体は双子や異性一卵性双生児について触れていて、非常に面白いのですが、異性同士の双子というケースが見れて面白かったです。
73巻の「世良真純」に次いでまたしても新キャラが登場しましたが、本当に果たしていったいバーボンは誰なんでしょうね。
自分は「バーボン=安室」だと推理しており、ネットでもこの説が浮上しており、ミスリードだとしたら嫌です…。
76巻を楽しみに待ちましょう!